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「日本酒を飲んでみたいけれど、最初はどれを選べばいいの?」
おすすめの銘柄が並んでいても、自分に合う一本を選ぶのは難しいですよね。
選ぶときのポイントは、甘さや香りの好みに加えて、アルコール度数と試したい量を確認することです。この記事では、甘みと泡を楽しみたい人に松竹梅白壁蔵「澪」、食事と一緒にすっきりした味わいを楽しみたい人に久保田 千寿〈吟醸〉を紹介します。
それぞれの特徴と注意点、容量や送料を含めた購入費用の比べ方、飲み方の基本を解説します。自分に合いそうな最初の一本を選ぶ参考にしてください。
情報源・確認時点について:
商品情報は宝酒造・朝日酒造の公式情報、選び方の説明は日本酒造組合中央会や月桂冠の公式情報などを基に、2026年10月時点で確認しています。味や飲みやすさの感じ方には個人差があります。価格・在庫・販売状況は変動するため、購入時に各販売ページでご確認ください。
日本酒初心者におすすめの一本は?まずは好みで候補を絞ろう
最初の一本は、「甘みや泡を楽しみたいか」「食事に合わせてすっきり楽しみたいか」から考えると、候補を絞りやすくなります。
今回は、好みに合わせて選べるよう、特徴の異なる2商品を紹介します。順位を付けたものではありません。表内の香り・味わいは、メーカーの商品説明に基づいています。
| 比較項目 | 松竹梅白壁蔵「澪」 | 久保田 千寿〈吟醸〉 |
|---|---|---|
| 香りの特徴 | マスカットを思わせるフルーティーな香り | 穏やかな香り |
| 味わいの特徴 | やさしい甘みとほどよい酸味 | すっきりした淡麗な味わい |
| アルコール分 | 5度 | 15度 |
| 発泡性 | あり | なし |
| 公式で確認した容量 | 150ml・300ml・750ml | 300ml・720ml・1,800ml |
| 候補になる人 | 甘みと炭酸を楽しみたい人 | 食事と一緒に楽しみたい人 |
| 選ぶ前の注意 | 甘さや炭酸が苦手な人には合わない場合がある | 低アルコール商品ではない |
甘みや炭酸のある飲み物が好きなら「澪」、穏やかな香りで料理と楽しむ一本を探しているなら「久保田 千寿」が候補になります。「澪」も料理と組み合わせて楽しめるので、食事に合わせるかどうかだけで選び分ける必要はありません。
ただし、日本酒にはこの2商品以外にもさまざまなタイプがあります。まずは好みに近いものを少量試し、香り・甘さ・後味の印象を確かめてみましょう。
初心者が日本酒を選ぶときに確認したいポイント

甘み・香り・炭酸の好みから考える
「飲みやすい」という説明だけで決めず、好きな味や香りを具体的に考えてみましょう。
例えば、次のように整理してみてください。
- 甘みを楽しみたいか、甘さが控えめなものがよいか
- 果実を思わせる香りが好きか、穏やかな香りがよいか
- 炭酸のある飲み物が好きか、泡のないものを飲みたいか
フルーティーな香りと、甘い味は別の特徴です。 果実を思わせる香りがあっても、甘さが強いとは限りません。
甘口・辛口の目安には「日本酒度」が使われます。月桂冠による日本酒度・酸度の解説では、日本酒度は日本酒の比重を数値化した指標と説明されています。ただし、甘辛の感じ方には酸度なども関係します。数字だけで決めず、メーカーの商品説明も合わせて確認しましょう。
アルコール度数は味の印象とは別に確認する
やわらかな甘みや華やかな香りがあっても、アルコール度数が低いとは限りません。
今回の2商品も、「澪」は5度、「久保田 千寿」は15度と違いがあります。低めの度数を条件に選びたい場合は、ラベルの「アルコール分」を確認してください。
スパークリング日本酒にも度数の異なる商品があるため、「泡があるから低アルコール」とは判断できません。
味の好みと度数を分けて確認すると、求めている一本を探しやすくなります。
果実を思わせる香りか、穏やかな香りか
甘みを楽しみたいか、甘さ控えめがよいか
ラベルの「アルコール分」を確認
フルーティーな香りでも、甘さが強いとは限りません。
甘みや泡があっても、低アルコールとは限りません。
分類名より、商品の香り・味わいの説明を確認する
最初の一本を選ぶ段階では、純米・吟醸などの分類をすべて覚える必要はありません。
これらは、原料や精米歩合、製法などに基づく分類です。分類名は手掛かりになりますが、それだけで甘さや香り、好みとの相性まで決まるわけではありません。
商品説明にある「穏やかな香り」「やさしい甘み」「すっきりした味わい」などを、自分の好みと照らし合わせてみましょう。
「純米吟醸」「純米大吟醸」という名前の違いも気になる方は、関連記事をご覧ください。精米歩合の意味や、分類と味わいの関係を詳しく紹介しています。
→ 純米吟醸と純米大吟醸の違いは?精米歩合・味・選び方を初心者向けに解説
初心者におすすめの日本酒2銘柄|特徴と注意点

甘みと泡を楽しみたい人に|松竹梅白壁蔵「澪」
松竹梅白壁蔵「澪」は、甘みと炭酸を楽しみたい人の候補になるスパークリング日本酒です。
宝酒造の「澪」公式商品情報では、マスカットのようなフルーティーな香り、やさしい甘み、ほどよい酸味が特徴として案内されています。アルコール分は5度です。
次のような好みや希望がある人の候補になります。
- 甘みのある味わいから日本酒を試したい
- 炭酸のある飲み物が好き
- 低めのアルコール度数を条件に選びたい
- 小容量の商品から試したい
一方で、甘さや炭酸が苦手な人には、別のタイプが合う可能性があります。「初心者向けだから」という理由だけで選ばず、自分の好みに近いかを確認しましょう。
容量は150ml・300ml・750mlが案内されています。少量だけ試したい場合は、150mlや300mlが候補になります。
なお、「澪」には別タイプの商品もあります。この記事で紹介しているのは、通常の「澪」です。
甘みと泡を少量から試したい方は、300ml・1本の商品ページで購入条件を確認できます。150mlなどの容量も選択肢に入れ、試したい量と送料込みの総額を比べてみてください。
松竹梅白壁蔵「澪」300ml・1本の価格・購入条件を楽天市場で確認する
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※リンク先は通常タイプの300ml・1本です。価格・在庫・送料・配送条件は、購入時に販売ページでご確認ください。
食事とすっきり楽しみたい人に|久保田 千寿〈吟醸〉
久保田 千寿は、穏やかな香りで、食事と一緒に日本酒を楽しみたい人の候補になる吟醸酒です。
朝日酒造の「久保田 千寿」公式商品情報では、食事と楽しむ吟醸酒として、すっきりした淡麗な味わいや、米由来の旨味・酸味、ほのかな余韻や甘味が説明されています。
次のような好みや希望がある人の候補になります。
- 甘さが前に出るタイプより、すっきりした味を試したい
- 香りが穏やかな日本酒を探している
- 普段の食事と一緒に楽しみたい
- 泡のない日本酒を飲んでみたい
ただし、アルコール分は15度で、低アルコール商品ではありません。 すっきりした味わいという説明と、度数の低さを混同しないようにしましょう。
容量は300ml・720ml・1,800mlがあります。初回に試す量を抑えたいなら300ml、複数回に分けて楽しむ予定なら720mlなど、用途に合わせて選びましょう。
「千寿」には異なる商品もあるため、購入時はこの記事で紹介している「久保田 千寿〈吟醸〉」であることを確認してください。
食事に合わせて複数回に分けて楽しむ予定なら、720mlも候補になります。下のリンク先は化粧箱なしの720mlです。少量で試したい方は300mlも比較し、保存場所や送料込みの総額を確認して選びましょう。
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※リンク先は吟醸タイプの720mlです。価格・在庫・本数・送料・配送条件は、購入時に販売ページでご確認ください。
最初の一本を買う前に確認したい容量と費用

少量から試すか、容量単価を重視するかを決める
初回は、少量で好みを確かめたいか、容量当たりの費用を重視したいかで選びましょう。
| 重視すること | 選び方 |
|---|---|
| 好みに合うか少量で確かめたい | 小容量を候補にする |
| 初回の支払額を抑えたい | 容量別の購入総額を比べる |
| 継続して楽しむ予定がある | 大きめの容量も含めて比較する |
| 冷蔵庫の空きが少ない | 瓶の高さや収納場所を確認する |
| 送料込みの割安さを重視したい | 同じ商品で容量当たりの費用を比べる |
一般に、小容量は試す量を抑えやすい一方、通販では送料の割合が大きくなることがあります。
大容量のほうが容量当たりで割安な場合もありますが、好みに合うか分からない初回は、試したい量も合わせて考えましょう。
本体価格に送料やクール便料金を加えて比べる
通販では、本体価格に加えて送料や、必要に応じてクール便料金・手数料を確認しましょう。比較する金額は、いずれも税込額にそろえてください。
購入総額は、次の式で確認できます。
購入総額=商品代金(税込)+送料+必要な配送追加料金・手数料
同じ商品の容量違いを比べるなら、購入総額を容量で割ると違いが分かりやすくなります。ただし、セット商品は合計容量で計算してください。
100ml当たりにそろえる場合は、次の式で比較できます。
100ml当たりの費用=購入総額÷合計容量(ml)×100
単品と複数本セット、箱付きと箱なしでも条件は変わります。価格の数字だけでなく、何が何本届くのかまで確かめましょう。
-
届く内容を確認
同じ商品か、1本の容量と本数はいくつかを確認します。
-
購入総額を計算
比較する金額は、いずれも税込額にそろえます。
購入総額=
商品代金(税込) +送料 +必要な配送追加料金・手数料 -
100ml当たりで比較
セット商品は合計容量で計算します。
100ml当たりの費用=
購入総額 ÷合計容量(ml) ×100
割安さに加えて、試したい量や保存場所も確認しましょう。
商品名・本数・保存表示を確認する
同じ銘柄でも、種類や容量が異なる商品があります。注文前に、次の項目を確認してください。
- 正式商品名と商品タイプ
- 1本当たりの容量と本数
- 箱や包装の有無
- 保存方法の表示
- 配送方法と購入総額
冷蔵が必要な商品を選ぶ場合は、届いた後に保管できる場所も確認しておくと安心です。特に背の高い瓶は、冷蔵庫に収まるかを見ておきましょう。
初めての日本酒を楽しむ飲み方の基本

商品に合った温度で、少量ずつ味を確かめる
最初はメーカーが案内している飲み方を参考にし、少量をグラスに注いで試してみましょう。
日本酒は、商品によって適した飲用温度が異なります。すべてを同じ温度にそろえたり、最初から温めたりする必要はありません。
「澪」の公式では、飲み頃の温度は0〜5℃と案内されています。久保田 千寿は、冷酒・常温・ぬる燗がおすすめの飲み方です。
香り、口に含んだときの甘みや酸味、飲んだ後の余韻を確かめ、自分の言葉で感想を残してみてください。
「香りは好きだけれど少し甘い」「食事と合わせると好み」といった感想で十分です。次の一本を選ぶ手掛かりになります。
食事と合わせて、好みの味わいを探す
日本酒だけで飲んだときと、食事に合わせたときでは、味わいの印象が変わることがあります。
久保田 千寿の公式では、旬の刺身や焼き枝豆、牛すじ煮込みなどが合う料理として紹介されています。普段の食卓で取り入れやすいものから試してみてもよいでしょう。
ただし、料理との相性にも好みがあります。まずは食べ慣れた料理と少しずつ合わせてみてください。
水も一緒に用意し、自分のペースで楽しみましょう。
残った日本酒は商品の表示に従って保存する
一度に飲み切る必要はありません。残った日本酒は栓を閉め、ラベルやメーカーが案内する保存方法に従って保管してください。
日本酒は光や温度の影響を受けるため、飲み終えた後に高温の場所や日光の当たる場所へ置いたままにしないようにしましょう。
保存条件や開栓後の扱いは商品によって異なります。一律の日数で判断せず、個別の案内を確認することが基本です。開栓後は、適切に保管したうえで、できるだけ早めに楽しみましょう。
開けた日本酒の保存場所や、いつまでに飲めばよいか迷ったら、関連記事をご覧ください。密栓・立て置きの基本から、保存期間の考え方まで詳しく紹介しています。
→ 日本酒の開封後の保存方法は?冷蔵のコツと飲み頃の目安を解説
日本酒初心者のよくある疑問

初心者は甘口を選んだ方がよい?
必ずしも甘口を選ぶ必要はありません。
甘みのある味が好きなら候補になりますが、甘さが残る味を苦手に感じる人もいます。また、香りが華やかなものより、穏やかなものを好む人もいます。
「初心者だから甘口」と決めず、普段の味の好みから考えてみましょう。
最初から一升瓶を買ってもよい?
保存場所があり、複数回に分けて楽しむ予定があるなら選択肢になります。ただし、初めて試す商品は、味が好みに合わない可能性もあります。
一升瓶は1,800mlです。容量当たりの費用が割安でも、持て余してしまわないかを考えて選びましょう。
初回は小容量、好みが分かってから大容量にする方法もあります。
最初の一本が合わなかったら、次は何を変える?
気になった点を一つ整理してから、別の商品を探してみましょう。
| 気になったこと | 次に確認したいポイント |
|---|---|
| 甘さが強く感じた | 甘さ控えめなどの商品説明 |
| 香りが強く感じた | 穏やかな香りという説明 |
| アルコール感が気になった | アルコール度数と飲用温度 |
| 炭酸が好みではなかった | 泡のない商品 |
| 味が軽く感じた | 旨味やコクを特徴とする商品説明 |
一つの日本酒が合わなくても、ほかのタイプまで同じ味とは限りません。
酒販店で相談するなら、「前に飲んだ商品名」と「好きだった点・気になった点」を伝えると、候補を探してもらいやすくなります。
まとめ

日本酒初心者が最初の一本を選ぶときは、甘みや香りの好み、アルコール度数、試したい量を確認しましょう。
甘みと泡を楽しみたい人には松竹梅白壁蔵「澪」、食事とすっきりした味わいを楽しみたい人には久保田 千寿〈吟醸〉が候補になります。
購入時は、商品名や容量に加え、送料を含めた総額と保存条件も比較してください。最初から大きな瓶に決めず、自分が試しやすい量を選ぶ方法もあります。
分類の違いを詳しく知りたい方は、関連記事「純米吟醸と純米大吟醸の違いは?精米歩合・味・選び方を初心者向けに解説」も参考にしてください。
