ボジョレー・ヌーボーの種類と違いは?ヴィラージュ・赤・ロゼをわかりやすく解説

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「ボジョレー・ヌーボーとボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーは何が違う?」「赤だけでなくロゼもあるの?」と、売り場で迷う人は少なくありません。

結論からいうと、売り場では 「Beaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)」と「Beaujolais Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)」の2区分 として整理すると分かりやすく、それぞれ赤・ロゼがあるため、色まで分ければ4つのパターンになります。

一方、ボジョレー地方全体には12のAOCがあります。「ボジョレーの種類」と「ボジョレー・ヌーボーの種類」を混同しないことがポイントです。

Inter Beaujolais(ボジョレー公式)は、Beaujolais(ボジョレー)とBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)を、赤・ロゼのBeaujolais Nouveauを造る2つのAOCとして案内しています。Inter Beaujolais「Beaujolais」公式ページ

また、2026年8月11日付のフランス政府省令でも、2025年収穫分について、Beaujolaisおよび「Villages」の表示を伴うBeaujolaisの赤・ロゼがprimeur(プリムール)/nouveau(ヌーボー)の対象として記載されています。Légifrance「2026年8月11日付省令」

この記事では、通常のボジョレー・ヌーボーとヴィラージュの違い、赤とロゼの違い、ラベルを見るときのポイントまで初心者向けに整理します。

情報源・確認時点について:
本記事では、Inter Beaujolais(ボジョレー公式サイト)、フランス政府Légifrance、INAOなどの情報を参照し、2026年9月時点で確認しています。ワインの商品仕様や販売状況は変更される場合があるため、購入時はラベルや販売店の最新情報も確認してください。

目次

ボジョレー・ヌーボーの種類は「2呼称×2色」で考えると分かりやすい

「ボジョレー・ヌーボーは何種類ある?」という疑問には、何を基準に数えるかで答えが変わります。

売り場では、まずBeaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)とBeaujolais Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)の2種類に分けると分かりやすいでしょう。

さらに、それぞれに赤とロゼがあるため、色まで含めると4パターンになります。

ボジョレー・ヌーボーは「2呼称×2色」で4パターン

まず「ボジョレーか、ヴィラージュか」を見て、次に「赤か、ロゼか」を確認すると整理しやすくなります。

呼称だけなら2種類 色まで分ければ4パターン

Beaujolais Nouveau
ボジョレー・ヌーボー

ボジョレー・ヌーボー 赤

ロゼ

ボジョレー・ヌーボー ロゼ

Beaujolais Villages Nouveau
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 赤

ロゼ

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー ロゼ

「2種類」と「4パターン」は、数える基準が違うだけで矛盾しません。

2026年8月11日付のフランス政府省令でも、2025年収穫分について、「primeur(プリムール)」または「nouveau(ヌーボー)」の対象として、Beaujolais(ボジョレー)と「Villages(ヴィラージュ)」の表示を伴うBeaujolaisの赤・ロゼが記載されています。

ボジョレー・ヌーボー

通常のBeaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)は、AOC Beaujolais(ボジョレー)の呼称で造られる新酒です。

ボジョレー公式によると、AOC Beaujolais自体には赤・白・ロゼがありますが、Beaujolais Nouveauは赤・ロゼとして案内されています。

赤のボジョレーは、赤い果実を思わせるフルーティーさや、細かなタンニンを持つ親しみやすいスタイルが特徴とされています。

初めて飲むなら、まずこの一般的なタイプを基準にすると、ヴィラージュとの違いも比較しやすいでしょう。

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー

Beaujolais-Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)と表示されるものは、ボジョレー公式でBeaujolaisとは区別される呼称として案内されています。

Inter Beaujolais公式では、Beaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)の生産地域は 38のコミューン(市町村) にまたがるとされています。通常のAOC Beaujolaisより生産地域が限定されていることが大きな違いです。Inter Beaujolais「Beaujolais Villages」公式ページ

ヴィラージュにもNouveau(ヌーボー)があり、赤とロゼの両方が造られています。

赤とロゼを含めると4つのパターンになる

売り場で種類を整理するときは、

「ボジョレーか、ヴィラージュか」→「赤か、ロゼか」

の順番で見ると分かりやすくなります。

「2種類」と書かれている情報と「4種類」と書かれている情報があっても、必ずしも矛盾しているわけではありません。

呼称だけなら2種類、色まで分ければ4パターン と理解しておけば迷いにくくなります。

ボジョレー・ヌーボーとヴィラージュ・ヌーボーの違い

通常のBeaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)とBeaujolais Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)の大きな違いは、認められている生産区域と「Villages(ヴィラージュ)」表示の有無です。

通常のボジョレーとヴィラージュ、何が違う?

主な違いは、認められている生産区域と「Villages」表示の有無です。

Beaujolais Nouveau
ボジョレー・ヌーボー

呼称 AOC Beaujolaisの呼称で造られる新酒

ラベルで確認する表示 Beaujolais Nouveau

Beaujolais Villages Nouveau
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー

生産地域 通常のAOC Beaujolaisより限定された生産地域

地域の範囲 38のコミューン(市町村)

ラベルで確認する表示 Beaujolais-Villages Nouveau

見分けるポイント

見た目や価格だけでなく、ラベルに「Villages」の文字があるかを確認します。

ヴィラージュは生産地域が限定されていますが、「ヴィラージュなら必ず通常のボジョレーよりおいしい」という意味ではありません。

「ヴィラージュのほうが高そう」「格上なの?」と感じるかもしれませんが、価格だけで判断するより、まず産地の違いとして理解すると正確です。

最大の違いはブドウを生産できる地域

通常のBeaujolais(ボジョレー)と「Villages(ヴィラージュ)」の表示が認められるワインでは、ブドウの生産区域が異なります。

ボジョレー公式では、Beaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)をBeaujolaisと10のクリュの間に位置するワイン群として紹介しています。

つまり、「Villages」は単なる商品名や高級感を出すための言葉ではありません。

決められた地域で条件を満たして造られたワインに使われる表示です。

ボジョレー・ヴィラージュは公式では38コミューンのエリア

Inter Beaujolais公式では、Beaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)のブドウ畑は 38のコミューン(市町村) に分布すると案内されています。

ボジョレー地方の北寄りを中心としたエリアで、10のクリュの産地を囲むようにブドウ畑が広がっています。

売り場で「Beaujolais-Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)」という表示を見つけたら、「通常のボジョレー・ヌーボーより限定された生産地域の新酒」と考えると理解しやすいでしょう。

味わいはヴィラージュのほうが「必ず上」とは限らない

Beaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)は生産地域が限定されていますが、「ヴィラージュなら必ず通常のボジョレーよりおいしい」と考える必要はありません。

生産者やテロワールなどによって、味わいは一様ではないためです。

Beaujolais Villagesの中でも地域によって特徴には幅があります。公式サイトでは、南側ではフルーティーなタイプ、中央部ではより豊かで構造のあるタイプ、クリュに近い地域ではよりしっかりしたタイプが造られると説明されています。

「ヴィラージュ=全部濃い」と決めつけず、通常タイプより産地が限定されていて、味わいにもさまざまな表現がある と理解するのが適切です。

ラベルの「Beaujolais-Villages」を確認すれば見分けられる

購入時にもっとも簡単なのは、ラベルを見る方法です。

通常タイプなら「Beaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)」、ヴィラージュなら 「Beaujolais-Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)」 といった表示を確認します。

見た目やボトルの価格だけで判断せず、「Villages」の文字があるかを見るのが確実です。

赤とロゼのボジョレー・ヌーボーは何が違う?

日本では赤のボジョレー・ヌーボーがよく知られていますが、ロゼのヌーボーも正式に存在します。

ボジョレー公式によると、ロゼのBeaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)は2006年にまず日本で販売され、2007年にはフランスでも店頭に登場しました。Beaujolais(ボジョレー)とBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)の両方で造られています。

赤はガメイらしいフルーティーさを楽しむ定番

ボジョレーを代表する黒ブドウ品種が Gamay(ガメイ) です。

ボジョレー地方では赤ワインが生産の大半を占めており、公式サイトでも赤のBeaujolais(ボジョレー)について、赤い果実を思わせる香りや、フレッシュで親しみやすい味わいが紹介されています。

ボジョレー・ヌーボーらしいフルーティーさをまず体験したい場合は、赤が分かりやすい選択肢です。

ロゼはより軽快でタンニンを感じにくい

ロゼのボジョレー・ヌーボーも、赤と同じGamay(ガメイ)から造られます。

公式サイトではロゼ・ヌーボーについて、赤よりマセレーション時間を短くすることで、淡い色合いで軽快、タンニンをほとんど感じないスタイル になると説明されています。

赤ワイン特有の渋みが苦手な人や、より軽やかな味を試したい人は、ロゼを比較してみるのも一つの方法です。

白の「ボジョレー」はあるが白の「ボジョレー・ヌーボー」はない

ここは混同しやすいポイントです。

白のボジョレーそのものは存在します。

Beaujolais(ボジョレー)とBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)には赤・白・ロゼがあり、白はシャルドネから造られています。

一方、ボジョレー公式では、BeaujolaisとBeaujolais VillagesについてNouveau(ヌーボー)は赤・ロゼとして案内されています。2026年8月11日付のフランス政府省令でも、2025年収穫分のprimeur/nouveauについて、対象として記載されているのは赤・ロゼです。

したがって、白のボジョレーは存在しますが、白はボジョレー・ヌーボーとして扱われません。

「白のボジョレー」と「白のヌーボー」は別の話

BeaujolaisとBeaujolais Villagesには赤・白・ロゼがありますが、Nouveauとして本文で案内されているのは赤とロゼです。

ボジョレーとして 存在する あり

ヌーボーとして 案内されている あり

ロゼ

ボジョレーとして 存在する あり

ヌーボーとして 案内されている あり

ボジョレーとして 存在する あり

ヌーボーとして 扱われない なし

白のボジョレーそのものは存在しますが、白はボジョレー・ヌーボーとして扱われません。

「ボジョレーの種類」と「ボジョレー・ヌーボーの種類」は別の話

検索していると、「ボジョレーには4つのランクがある」「ボジョレーは12種類ある」といった情報を目にすることがあります。

混乱しやすいのは、ボジョレー地方全体の分類と、ボジョレー・ヌーボーの分類が一緒に語られること があるためです。

ボジョレー地方全体には12のAOCがある

Inter Beaujolaisの公式一覧では、ボジョレー地方には 12のAOC が案内されています。Inter Beaujolais「Nos 12 appellations」

内訳は、Beaujolais(ボジョレー)、Beaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)、10のクリュです。

「12 AOC」と「ヌーボー2呼称」を混同しない

ボジョレー地方全体の分類と、ボジョレー・ヌーボーとして扱われる範囲は分けて考えると整理しやすくなります。

ボジョレー地方全体:12のAOC

Beaujolais
ボジョレー

Nouveau:赤・ロゼ

ボジョレー地方を構成するAOCの一つ

Beaujolais Villages
ボジョレー・ヴィラージュ

Nouveau:赤・ロゼ

ボジョレー地方を構成するAOCの一つ

10のクリュ

Brouilly
ブルイィ
Chénas
シェナ
Chiroubles
シルーブル
Côte de Brouilly
コート・ド・ブルイィ
Fleurie
フルーリー
Juliénas
ジュリエナ
Morgon
モルゴン
Moulin-à-Vent
ムーラン・ア・ヴァン
Régnié
レニエ
Saint-Amour
サンタムール

ヌーボーとして本文で扱われる範囲

Beaujolais と Beaujolais Villages の2つのAOCで、赤・ロゼのNouveauが案内されています。

「ボジョレー地方に12のAOCがある」ことは、「ボジョレー・ヌーボーが12種類ある」という意味ではありません。

つまり、「ボジョレー・ヌーボーが12種類ある」という意味ではありません。

BeaujolaisとBeaujolais Villages以外に10のクリュがある

Beaujolais(ボジョレー)とBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)以外には、次の10のクリュがあります。

  • Brouilly(ブルイィ)
  • Chénas(シェナ)
  • Chiroubles(シルーブル)
  • Côte de Brouilly(コート・ド・ブルイィ)
  • Fleurie(フルーリー)
  • Juliénas(ジュリエナ)
  • Morgon(モルゴン)
  • Moulin-à-Vent(ムーラン・ア・ヴァン)
  • Régnié(レニエ)
  • Saint-Amour(サンタムール)

ボジョレー公式の12 appellations一覧でも、Beaujolais、Beaujolais Villagesとこの10クリュが掲載されています。

「4ランク」と覚えるよりAOCとヌーボーを分けて理解する

初心者向けの記事では、ボジョレーをいくつかの「ランク」に分けて解説することがあります。

こうした「4ランク」という分け方は理解の入口として便利な場合がありますが、Inter Beaujolaisが示す地域分類は12のAOCです。

Beaujolais supérieurのような表示を含めて段階的に説明する記事もありますが、これは「12 AOC」という公式の数え方とは別に考える必要があります。

ボジョレー・ヌーボーについては、Inter BeaujolaisがBeaujolais(ボジョレー)とBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)を、赤・ロゼのNouveau(ヌーボー)を造る2つのAOCとして案内しています。

公式の分類を理解するなら、ボジョレー地方全体には12のAOCがあり、Nouveauとして扱われる範囲は地域全体のAOC分類とは別に考える と整理すると分かりやすいでしょう。

「高い・安い」という上下関係だけでなく、産地や表示の違いとして見るほうが、ワイン選びでも役立ちます。

どの種類のボジョレー・ヌーボーを選べばいい?

種類が分かったら、次は好みに合わせて選びましょう。

初めてならBeaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)の赤、産地の違いも楽しみたいならBeaujolais Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)、赤の渋みが気になるならロゼ、というように考えると選びやすくなります。

初めてなら通常のボジョレー・ヌーボー

初めて飲む場合は、一般的な Beaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)の赤 から試すと、ボジョレー・ヌーボーのスタイルを知る一つの基準にしやすいでしょう。

その後ヴィラージュやロゼと飲み比べれば、産地や色による違いも比較しやすくなります。

具体例として、2026年版では 「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2026 750ml」 があります。2026年11月19日発売予定の商品で、確認時点では楽天市場の予約ページも確認できています。

発売前の商品なので、注文時は最新の販売状況も確認してください。

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より構造のある味わいを探すならヴィラージュも候補

通常タイプを飲んだことがあり、別の表情を試したいならBeaujolais Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)も候補です。

公式情報でもBeaujolais Villagesには、フルーティーなタイプから、より豊かで構造のあるタイプまで幅があるとされています。

ただし、すべてのヴィラージュが同じ味になるわけではありません。

「濃いワインが欲しいから必ずヴィラージュ」と決めつけず、生産者の説明や商品ごとの味わいも確認しましょう。

赤ワインの渋みが気になるならロゼも選択肢

「ワインは飲みたいけれど、赤の渋みが苦手」という場合は、ロゼも候補になります。

ボジョレー・ヌーボーのロゼは、公式サイトでもフレッシュでフルーティー、軽快でタンニンをほとんど感じないタイプとして紹介されています。

普段あまり赤ワインを飲まない人との食卓でも選択肢にしやすいでしょう。

値段だけで「上・下」を決めず生産者や好みも確認する

ヴィラージュのほうが通常のボジョレー・ヌーボーより高価に販売されるケースはありますが、価格だけで自分の好みに合うかどうかは判断できません。

ワインは生産者やテロワールなどによって個性があります。

選ぶときは、次のポイントを確認すると実用的です。

  • Beaujolais(ボジョレー)か「Villages(ヴィラージュ)」表示付きか
  • 赤かロゼか
  • 生産者
  • 味わいの説明
  • 自分が軽快さを求めるのか、よりしっかりした表情を求めるのか

ボジョレー・ヌーボーの種類についてよくある疑問

ヴィラージュは普通のボジョレー・ヌーボーより格上?

Beaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)は、通常のBeaujolais(ボジョレー)より限定された地域に認められる「Villages(ヴィラージュ)」表示です。

ボジョレー公式では、Beaujolais VillagesをBeaujolaisと10のクリュの間に位置するワイン群として紹介しています。

ただし、「ヴィラージュだから味も必ず上」という意味ではありません。

味わいには地域や生産者による違いがあります。「格上だから買う」と考えるより、産地や味わいの違いを楽しむものとして選ぶとよいでしょう。

ボジョレー・ヌーボーはすべて同じガメイ?

赤・ロゼのボジョレー・ヌーボーを理解するうえで中心となるブドウ品種は Gamay(ガメイ) です。

ボジョレー公式では、ガメイを地域を代表する品種として紹介し、ロゼについてもガメイから造られることを説明しています。

ただし、中心品種がガメイであることと、すべての商品が必ず「ガメイ100%」であることは別の話です。

具体的な品種比率を確認したい場合は、個別商品のラベルや生産者情報を確認するのが確実です。

クリュ・ボジョレーにもヌーボーはある?

ボジョレーには10のクリュがありますが、Inter BeaujolaisはBeaujolais(ボジョレー)とBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)を、赤・ロゼのBeaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)を造る2つのAOCとして案内しています。

そのため、Morgon(モルゴン)やFleurie(フルーリー)などの10クリュを「クリュ・ボジョレー・ヌーボー」という第三のヌーボー区分として考える必要はありません。

ボジョレー・ヌーボーは赤ワインだけ?

いいえ。ボジョレー・ヌーボーには 赤とロゼ があります。

一方で、白のBeaujolais(ボジョレー)やBeaujolais Villages(ボジョレー・ヴィラージュ)は存在するものの、ボジョレー公式でNouveau(ヌーボー)として案内されている色は赤とロゼです。

まとめ

ボジョレー・ヌーボーの種類で迷ったら、まず 「呼称」と「色」を分けて考える と簡単です。

呼称では、Beaujolais Nouveau(ボジョレー・ヌーボー)とBeaujolais Villages Nouveau(ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー)の2種類です。

色まで分けると、次の4パターンになります。

  • ボジョレー・ヌーボー 赤
  • ボジョレー・ヌーボー ロゼ
  • ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 赤
  • ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー ロゼ

通常のボジョレーとヴィラージュの大きな違いは、認められた生産区域と「Villages」表示の有無 です。Inter Beaujolais公式では、Beaujolais Villagesは38のコミューンに分布する、通常のBeaujolaisより限定された生産地域として案内されています。

また、ボジョレー地方全体には12のAOCがありますが、「ヌーボーが12種類ある」という意味ではありません。12 AOCはBeaujolais、Beaujolais Villages、10のクリュという地域全体の分類です。

一方、Inter Beaujolaisでは、BeaujolaisとBeaujolais Villagesが赤・ロゼのBeaujolais Nouveauを造る2つのAOCとして案内されています。

選ぶときは価格だけで判断せず、「Beaujolaisか『Villages』表示付きか」「赤かロゼか」 を確認し、自分が求める味わいに合わせて選ぶと迷いにくくなります。

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