「あのプラチナはどこへ?」ジョニーウォーカー18年の終売の真相と、安心して現行品を買うための全知識

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【はじめに】 この記事は、ジョニーウォーカーの製造元であるディアジオ社の公式情報や、主要なオンライン酒店(2025年9月時点)で公開されている情報を基に、独自の調査を加えて執筆しています。なお、各店舗での取扱商品や価格、在庫状況は常に変動する可能性があるため、最新の情報は公式サイトや各販売店にてご確認ください。

かつて特別な日の乾杯を彩ってくれた、あの「ジョニーウォーカー プラチナラベル 18年」。その豊かで滑らかな味わいを求めて、久しぶりに探してみたものの、どこにも見当たらず、「終売してしまったの?」とがっかりしていませんか?

「後継品として売られている『18年』は、名前から”プラチナ”が消えているけど、本当に中身は同じなのだろうか…」 「もし味が変わってしまったのなら、買うのをためらってしまう…」

そのお気持ち、よく分かります。結論から言うと、その心配はご不要です。この記事では、製造元であるディアジオ社の公式情報に基づき、愛飲家が抱く疑問や不安を一つひとつ丁寧に解消していきます。

プラチナラベルがなぜ「18年」へと名称変更したのかというリブランディングの真相から、公式見解としての中身の同一性、そして多くの人が感じる「味わいの違い」の正体まで、どこよりも詳しく解説します。

最後まで読めば、きっとあなたも安心して新しい「ジョニーウォーカー 18年」のボトルを手に取りたくなるはずです。

目次

結論:「ジョニーウォーカー プラチナラベル 18年」は終売。
しかし、ご安心ください

まず結論から申し上げます。 かつて私たちが愛した「ジョニーウォーカー プラチナラベル 18年」は、その名称での製造を終了しており、終売となりました。  

しかし、これは単に商品がなくなったわけではありません。これはブランドの世界的な戦略見直しに伴う「リニューアル」であり、その魂を受け継ぐ後継品が現在も販売されています。

事実:プラチナラベルは姿を消し、現行の「アルティメット 18年」へ

プラチナラベルの後継品、それが現在流通している「ジョニーウォーカー 18年」です。公式名称は「ジョニーウォーカー 18年(Aged 18 Years)」ですが、一部のパッケージでは「ULTIMATE(アルティメット)」という言葉が添えられていることもあります。

このボトルこそが、プラチナラベルが担っていた「18年熟成」のポジションを受け継ぐ正統な後継者であり、  製造元は中身のウイスキーも同一であると公表しています

なぜ?愛飲家が知るべきリニューアルの背景

なぜ、愛着のある「プラチナラベル」の名前を消す必要があったのでしょうか。 これは2017年頃に行われた、ジョニーウォーカーのグローバルなラインナップ整理の一環です。

当時のラインナップは、価値の指標として色(ブラック)、貴金属(ゴールド、プラチナ)、そして明確な熟成年数(グリーン15年)が混在し、消費者が製品間の序列を直感的に理解しにくい構造になっていました。

そこで、ブランド全体で**「熟成年数」を基軸とした、よりシンプルで分かりやすいラインナップ**へと舵を切ったのです 。その結果、「プラチナラベル 18年」は、その中核である「18年」という価値を前面に押し出した現在の名称へと生まれ変わりました。  

つまり、「終売」とは言っても、それは品質の低下や人気不振によるものではなく、世界中のウイスキーファンにその価値をよりストレートに伝えるための、前向きな決断だったのです。

旧「プラチナラベル」と現行「18年」は別物?気になる3つの違いを徹底比較

ジョニーウォーカー18年 新旧比較

ジョニーウォーカー18年 新旧比較

旧プラチナラベル18年
PLATINUM
18
現行品 18年
AGED 18
YEARS

プラチナラベル 18年

① 名称

ジョニーウォーカー 18年

重厚で角張ったフォルム

② ボトル形状

流麗で背の高いフォルム

プラチナ色のラベル

③ ラベルデザイン

クリーム色のラベル

ブレンデッド
スコッチウイスキー

④ 中身(レシピ)

レシピは同一

「後継品なのは分かった。でも、具体的に何が違うんだ?」という疑問にお答えします。ここでは、皆さんが最も気にされているであろう3つのポイントで、新旧ボトルを徹底的に比較してみましょう。

①【外見】ボトルデザインの変更点:よりモダンで洗練された印象に

最も分かりやすい違いは、ボトルとラベルのデザインです。

  • 旧「プラチナラベル 18年」:
    鋭いショルダーラインを持つ、重厚感のある四角いボトルシェイプに、その名の通り白金(プラチナ)を彷彿とさせる、輝くシルバーのラベルが特徴的でした。モダンで力強いデザインです。
  • 現行「ジョニーウォーカー 18年」:
    ボトルの肩が柔らかく丸みを帯びた、よりクラシックで背の高いフォルムになりました。ラベルはシルバーから、落ち着いたクリーム色やゴールドを基調としたデザインに変わり、より温かみと洗練された印象を与えます。

並べてみると、旧ボトルがモダンで力強いのに対し現行ボトルは伝統と品格を感じさせるデザインと言えるでしょう。

②【中身】味わいの核心:レシピは同じ?ディアジオ社の公式見解と専門家の声

ジョニーウォーカー18年 味覚マップ

ジョニーウォーカー18年 味覚マップ

華やかな甘み (スペイサイド)

🍯🍎

キーモルト: Cardhu, Glen Elgin

複雑なスパイス (ハイランド)

⛰️🪵

キーモルト: Blair Athol

穏やかなスモーキーさ

☁️🌊

キーモルト:
アイランズモルト由来の潮気とスモーク

ここが最も重要なポイントです。結論から言うと、「ブレンドのレシピは、基本的に同一のもの」とされています。

このウイスキーのブレンドを手掛けたマスターブレンダー、ジム・ベバレッジ氏が作り上げたレシピが、現行品にもしっかりと受け継がれています。ディアジオ社の公式な見解としても、あくまでリニューアル(リパッケージ)であり、中身を別物に変えたという発表はありません。

実際に、多くのウイスキー専門家や愛好家の間でも、「味わいの骨格は変わらない」「スペイサイド由来の華やかさと、甘くクリーミーな口当たりは健在」という評価が一般的です。

この豊かな味わいは、ブレンドの核となるカーデュグレン・エルギンといったスペイサイドモルトや、複雑さを与えるハイランドモルトのブレア・アソールなど、18種類以上の原酒によって生み出されています。

ただし、ウイスキーの香味は非常に繊細なため、愛好家の間では「プラチナラベルの方がスモーキーさが強かった」「現行品はよりフルーティーに感じる」といった個人の感想が見られることもあります。これはロットによる僅かな差や、ボトルデザインが与える心理的な印象の違いも影響しているのかもしれません。  

とはいえ、かつてプラチナラベルに感じたあの複雑でバランスの取れた豊かな味わいは、現行の「18年」でも間違いなく楽しむことができると考えて差し支えありません。

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このリニューアルについて、読者が最も気になるのは「中身のウイスキーは変わってしまったのか?」
という点でしょう。

この点について、ウイスキー専門メディア「scotchwhisky.com」は、リニューアル当時、次のように断言しています。

「(プラチナラベルの)ブレンド・レシピは“まったく同じ”ままです。」
(出典: https://scotchwhisky.com/magazine/latest-news/13121/johnnie-walker-platinum-given-new-identity/)

このように、名称やパッケージは変わりましたが、ウイスキーそのものの味わいは変わらずに受け継がれていることが分かります。

③【価値】現在の価格と入手しやすさ:どこで買うのがお得?

価格帯については、旧プラチナラベルと現行品で大きな変動はありません。引き続き、ジョニーウォーカーのラインナップの中ではプレミアムな位置づけを維持しています。

むしろ、入手しやすさの観点では、現行品のほうがメリットは大きいかもしれません。

  • 旧「プラチナラベル 18年」:
    現在は終売品のため、二次市場などで取引されていますが、価格は変動が大きく、安定的な入手は困難です。必ずしも一貫したプレミア価格がついているわけではありません。
  • 現行「ジョニーウォーカー 18年」:
    主要なオンライン酒店(Amazonや楽天市場など)や、品揃えの豊富なリカーショップで安定して取り扱われることが多く、価格も9,500円~10,500円前後で比較的安定しており、安心して購入できます。

「あの味をもう一度」と考えるなら、まずは現行品をお探しになるのが最も賢明な選択と言えるでしょう。

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※価格は常に変動します。最新の価格は各サイトでご確認ください。

お手元のボトルはどちら?一目でわかる新旧の見分け方

ご自宅の棚に眠っているボトルや、プレゼントで頂いたボトルがどちらなのか、簡単に見分ける方法をご紹介します。チェックポイントは非常にシンプルです。

チェックポイントは「ラベル中央の表記」

ラベルの中央に「PLATINUM LABEL」と大きく書かれていれば、それは旧ボトルです。

ラベルの中央に「AGED 18 YEARS」と大きく書かれていれば、それは現行ボトルです。

ブランドの象徴である四角いボトル形状は共通ですが、このラベル表記を確認するのが最も確実な方法です。もし旧プラチナラベルをお持ちであれば、それは現在では販売が終了したボトル(終売品)です。

ちなみに、製造元は「中身のブレンドは現行品と同一」と発表していますが 、愛好家の間では味わいの違いも語られており、そうした点でも興味深い一本と言えるでしょう。

ジョニーウォーカーの歴史における「18年」という存在

ジョニーウォーカー18年 変遷タイムライン

ジョニーウォーカー18年 変遷の歴史

GOLD
18

初代:ゴールドラベル 18年

〜2013年頃

リニューアル

PLATINUM
18

2代目:プラチナラベル 18年

2013年頃〜

名称変更

AGED 18
YEARS

3代目:ジョニーウォーカー 18年

2017年頃〜

実は、ジョニーウォーカーのラインナップにおける「18年熟成」のウイスキーは、時代と共にその名前を変えてきた歴史があります。

  • 初代「ゴールドラベル 18年」
    かつて「18年」のポジションを担っていたのは、ゴールドラベルでした 。
     
  • 2代目「プラチナラベル 18年」
    2013年に「ゴールドラベル 18年」が終売となり、その役割は2つのボトルに分かれました。
    手頃な価格帯を担う熟成年数表記のない「ゴールドラベルリザーブ」と、18年熟成のプレミアムな後継品として登場した「プラチナラベル 18年」です。
  • 3代目(現在)「ジョニーウォーカー 18年」
    そして2017年、消費者に熟成年数の価値をより明確に伝えるため、「プラチナラベル」は現在の「ジョニーウォーカー 18年」へと名称を変更しました。
    この時、ボトルの中身であるウイスキー自体に変更はなく、味わいはそのまま引き継がれています。

このように、名前は変われど、ジョニーウォーカーが「18年」という特別な熟成年数に込めてきた想いと品質は、途切れることなく受け継がれているのです。現行品は、その長い歴史の最新形であり、集大成とも言える存在です。

まとめ:安心して新しい「ジョニーウォーカー 18年」を愉しむために

この記事では、「ジョニーウォーカー プラチナラベル 18年」の終売に関する真相を解説しました。最後に、大切なポイントを改めて確認しましょう。

  • プラチナラベルは2017年に終売。しかし正統な後継品として現行の「18年」が存在します
  • 名称変更は、消費者が重視する「熟成年数」を分かりやすく示すためのブランド戦略の一環であり、品質が落ちたわけではありません
  • 中身のレシピは公式に同一であることが認められており、かつての豊かでバランスの取れた味わいが楽しめます

かつてプラチナラベルを愛飲されていたあなたにこそ、ぜひこの新たな装いとなった「ジョニーウォーカー 18年」をお試しいただきたいと思います。

ボトルからグラスに注いだ瞬間に広がる、華やかで芳醇な香り。口に含んだ時の、スペイサイドモルト由来の蜂蜜やバニラ、そしてドライフルーツを思わせるクリーミーな甘み。長く続く、心地よいスモーキーな余韻。  

そこには、あなたが愛したウイスキーの確かな品質と、その価値をストレートに伝える現代的な佇まいが確かに存在しています。数々の受賞歴がその品質を客観的に証明しているこの一本を、特別な日のために、あるいは頑張った自分へのご褒美に、安心して選んでみてはいかがでしょうか。

特別な日の乾杯に、自分への最高のご褒美に。

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